美容師が言う「残留アルカリ」って何??

今日は毛染めをしたので、トリートメントをした方がいいの?

ヤブ

「毛染めをしたら、トリートメントをしてくださいねぇ~。髪にとっても良いんですょ~♪」

と、ごきげんにトリートメントをおすすめしても、

よく、お聞きするトリートメントについての感想があります。

下柳さん

「高いわりに、効果が3日ほどしたらとれる。」

と、いうような感想です。

ヤブ

「とれるぅぅぅ・・・」

確かに、トリートメントをした直後は、すっごくサラサラになります。

ブローした後の、髪表面が整った感じですごくツヤもあって、サラサラ~って感じがいいですネ。

髪がサラサラになったのであればあるほど、後日効果が落ちてきた時の残念な気持ち・・・、僕はいつも、ワックスとハードスプレーで短い髪をカチカチにしてるんですけど、わかっているつもりです。

トリートメントをしても、効果は3日ほどできれちゃうし・・・

いくら僕がサラサラについてフォローしようしとしても、確かに、おっしゃる通り、3日ほどでサラサラ感が低下してくるかもしれません。

美容室で、髪が綺麗になった時のサラサラツヤツヤした感じは、美容室を出た時が最高の状態なのかもしれません。

なぜなら、プロが一生懸命トリートメントで綺麗にケアをして、プロが美しくブローするのですから。

サラサラツヤツヤなのは当然といえば当然なのかもしれません。

トリートメントは髪をサラサラにするだけじゃないんです。

「じゃあ、なんでトリートメントをするのかなぁ?」

「なんで、いつもトリートメントをすすめてくるのかなぁ?」

「そもそもトリートメントって何者?」

っていうを説明させていただきたく、このブログを書いています。

トリートメントの正体とは?

そもそも、トリートメントとは何者か?

というところから、説明させていただきます。

トリートメントは髪の内部に浸透して、内側から髪を綺麗にしてくれるヘアケア剤です。

ちなみに、コンディショナーは、髪の表面を綺麗にしてくれるヘアケア剤です。

リンスは日本独自のヘアケア剤で、シャンプーに含まれている成分で髪がアルカリに傾いた状態を、弱酸性に戻してくれる優れものです。

ヤブ

柑橘系のいい香りのするものが多かったですねぇ~

最近のシャンプーでは、そこまでアルカリに傾かないようで、リンスを見かける回数が減ったように思います。

主に、使うのはお家ですね。

説明したい「トリートメント」は、美容室用のトリートメントです。

トリートメントを僕たちが、オススメする理由は、やっぱりしたほうが髪に良いからです。

特に、毛染めやパーマなどの、薬品を使う技術をした後は、絶対にしていただきたいのです。

僕たちが毎日使っている薬剤は、業界のトップを走る超優秀な研究者の人たちが、雨の日も雪の日も晴れの日も日夜、厳正なるテストを繰り返して開発された、日本が誇る世界最高品質のものばかりです。

使えば使うほどに、髪が美しくなるような、日本人に合った素晴らしい薬剤です。

その最先端技術が詰め込まれた、世界屈指の最高品質にもかかわらず、それでも出てしまう髪に多少なりのダメージや、残留アルカリ問題を無視することはできません。

どうしても出てしまう、ダメージを放っておくと、シャンプーする度に流出する間充物質の減少によって、髪が細くなったり、うねりを誘発したりといった原因をつくってしまいます。

そういったダメージをいち早くケアするためにも、トリートメントで髪に間充物質を補給し、キューティクルを補修してあげる必要があるのです。

残留アルカリ問題??

ダメージケアが今すぐ実感できるケアだとすれば、未来のケアが残留アルカリを除去することです。

残留アルカリというのは、毛染めやパーマなどの、薬剤を使った時に発生します。

アルカリ剤は、毛染めに使うカラー剤やパーマ液などの薬剤を浸透させる、お手伝いをしてくれるのです。その重要な役目を果たしたのに、ずっと髪にとどまって、弱酸性に戻るべき髪を、アルカリに傾くように働きつづける、まじめなヤツが、この残留アルカリなのです。

残留アルカリに、すぐに髪から出ていくように言うのも気まずいという事で、知らん顔をすると、髪から出て行ってくれるのが、2~3週間かかると言うわれています。この自然除去の場合、2~3週間の間、髪の内容成分である間充物質の流出が続きます。

結果、髪が細くなってしまう原因になったり、キューティクルが剥がれて、キシミの原因になったりします。

その残留アルカリに、平和に出て行ってもらいたいという事で、おすすめするのが、

「トリートメント」

です。

僕の相場観として、美容室での一回の施術料金が、だいたい2000円以上のトリートメントなら、ほとんどこのアルカリ除去をしてくれる、「Phコントロール」が入っています。

残留アルカリの除去をするのにも、除去レベルがありまして、レベルが高いものだとアルカリだけでなく、毛髪に付着した金属イオンや銅イオンの除去なんかもしてくれる、トリートメントもあります。

この、トリートメントをするのとしないのとでは、1週間後の髪のPhが全然違います。

美容室で、毛染めのカラー剤やパーマ液を髪に塗布すると、髪の毛のPhが5辺りの弱酸性から、平均的に9,5くらいまで一気に上がります。

その後、髪についた薬剤を洗い流した時に、髪は水の力で、わずかにPhを下げる事ができるのですが、その下がる力が弱いために、髪本来のPh5まで戻すのに、だいたい2~3週間以上かかります。髪はその間、ダメージを受け続ける事で、キューティクルの損傷と髪痩せによって、更なるダメージを引き起こす原因となります。 

そうならないようにするためにも、必ず、薬剤を使った後はPhを8以下にまで下げておく必要があるのです。

Ph8まで下げておけば、1週間以内に髪本来のPh5に戻す事ができるのです。

髪がPh5の弱酸性にまで戻れば、本来のバリア機能なども戻り、髪自体がダメージから強い状態になるので、健康的なツヤを1ヶ月後まで維持する事ができるのです。

未来に向かって髪の状態を良くしていく。

他にも、トリートメントをする事で、パーマや縮毛矯正の効果も長持ちさせる効果もあります。毛染めの色持ちも良くなります。

間充物質の流出を防ぐ事で、髪の中の元々の色素と、毛染めの色素の流出も防ぐ事で、髪色の褪色をおさえてくれます。

ダメージが原因で髪が細くなるといった事も、改善してくれます。

もちろん、キューティクルの補修効果も期待できます。

この、キューティクルの補修効果についてですが、髪の手触りやツヤなどにも大きく影響するのですが、トリートメントでの、キューティクル補修にはかなりの、レベルの差があります。

手触りを良くするだけの、感触剤というものがあるのですが、この感触剤の効果が3日ほどしかもたずに、トリートメントの効果が3日ほどで、おちてくるといった事に繋がっているのではないのかなぁ?と、思っています。

この感触剤の効果だけで、トリートメントの良さを判断せずに、是非1ヶ月後の髪の状態をくらべてみてください。

きっと、違いを感じてもらえるはずです。

もっと言えば、そのさらに1ヶ月後、そのさらに1ヶ月後と、続けていくと、1年間で、大きな違いになってきます。

髪を美しくするためには、根気もいるのです。

まとめ

トリートメントをする事で、今すぐ髪を綺麗にするといった即効性だけでなく、1ヶ月後、一年後の髪の状態を綺麗にするためにも、是非トリートメントはしておいてくださいね。

ヤブ

将来の髪のためにも、美容室で「トリートメント」をしましょう♪

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この記事を書いた人

ヤブ カツロウのアバター ヤブ カツロウ 記事を書いている人

2008年から奈良県香芝市で美容室GAROを開業した美容師です。
普段は、お店でサロンワークに励んでいます。時間を見つけてブログの更新を頑張るので、たまにチェックしてくださいね♪
日々店舗拡大の野心を抱きながら、夢は大きく現実は小さくをモットーに今日もこじんまり営業中☕️!

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